その41 ヨガ・ワンオブザモストデンジャラススルーインジャパン(Yoga one of the most dangerous throw in Japan)

ハマさんが勝手に作った技だから俺知らねー(うそ)。この原稿の打ち合わせのときに初めて聞いた。ザンギエフ戦のとき、開始と同時に歩いていって投げる技(らしい)。神保町で打ち合わせをしたので、これを聞くなりビッキーズ(メストに広告出してるゲーセン)に試しにいったが、福◯さん(ビッキーズの常連のザンギ)相手に20回近くやってすべて返された。いだごろーはまぁ
「ひょっとしてこの技は使えないのでは?」
と思っていると、ポニー(メストに載ったザンギ使い)が現れて食らってくれた。やっぱり使える! インジャパンをオールオーバーザワールドにしようという案もあったが、ばかばかしいのでやめた

P.S.ポニー ごめん  

その42 ヨガ・ばかになーる

はっきり言ってばかな技だ。要するに単なる背中投げ(ジャンプで相手の背後に着地→投げ)なのだが、このとき空中でジャンプ強Kを出しているとばかっぽいのでこう呼ぶらしい。なお、いだごろーはジャンプ弱Pを好んで使う。  

その43 死の指先

ガイルがサマーソルトキックを出すのを読んで、出すのと同時に画面を指差すという技。ガイルはその指を見てサマーソルトキックを出しているわけではないので、ただ画面を指差すという効果しかないが、キマるとかなりうれしい。が、ボタンから手を離すため、サマーソルトキックのかわりに投げにこられると対処できないという欠点が発覚、あまりやらなくなった。  

その44 ヨガウック

跳ぶタイミングをまちがえ、「このままでは相手の飛び道具に当たってしまう!」といったとき、ジャンプ強Pやジャンプ中Pなどを出して
「うっく」
と耐える技。サガット戦で効果大。  

その45 ヨガ・究極二段

投げ間合いがせまい相手に対して確実にキマる連続技。ダルシムの技のなかではかなりイタい。内容は密着して近距離立ち中P→強P投げ。……みみっちいと言うなかれ、かなり使える技である。類似品にヨガ・超究極二段(ドリルキック→強P投げ)があるが、これはダメージ量が安定していないため、またやりづらいためにオススメできない。  

その46 ヨガ・究極三段

確実に大ダメージ、とはいかないが、ときにはスクリューパイルドライバー並みのダメージを与えることができる技。内容は密着してしゃがみ弱P×2→強P投げ。……ハメだというウワサもある。これよりダメージが大きい技もあることはあるが、キマりやすさでは究極三段のほうが上だ。  

その47 ヨガ・究極四段

相手が跳んできたとき、着地に弱スライディングを当てつつ裏に回る→しゃがみ弱P×2→のスペ、とキメる。スライディングが裏に回らなかったときは、しゃがみ弱Pを1発に減らそう。いずれにしてもリュウ・ケンには確実にキマるのがポイントだ。もうわかったと思うが、これら究極n段の最上級バージョンが、あのメランコリック・ファイブである。  

その48 ヨガ・ミラクルボイス

ダルシムには起き上がり技がないと一般には言われている。初代『ストII』では近距離立ち弱Pがほとんど起き上がり技だったのでまだよかったが、『ダッシュ』ではそれもままならず、まったく起き上がり技のないキャラとなってしまった。そのために多くのダルシム使いがリュウ、ケン、ガイル、はては春麗(スピニングバードキックなんか起き上がり技じゃねーよっ)にまでばかにされ、枕を涙で何晩も濡らしたと言われているほどだ。しかし、そんなダルシムにも起き上がり技があった。みんな、喜んでくれ。まさに48の殺人技の最後を飾るのにふさわしい技と言えるだろう。やりかたは簡単。起き上がりに技を重ねられているときに、ヨガファイヤーを入力する。すると
「よが~」
という声だけが出る。体力がなく、確実に死ねるときに狙うといいだろう。

……ふっ、みんなあまりにも感動して目の前真っ暗で死にそうになっちゃいけないぜ。こんな技でもないよりあったほうがいいだろう? ちがうかい? そうだと言ってくれ、お願いだー。そうじゃなきゃ恥をしのんでここに載せた意味がない。まあたまには使って相手をビビらせてやってくれ。
※以上で再録終了です。

のすけも所詮、人の子よのぉ……。

いかがでしたでしょうか? 当時はこのような『ストII』の同人誌が数多く世に出まわっていましたね。今思えば、ダルシム使いにかぎらず、この頃の格闘ゲーマーたちは今の格闘ゲームプレイヤーとはちょっとベクトルのちがう楽しみ方をしていたような気がします。しかし驚くべきは、この記事を書いていた頃のプレイヤーたちが、20年を経過した今なお『ストII』シリーズを現役(!)で楽しんでいるという事実。ここに、あらためて『ストII』シリーズの偉大さ、奥深さを感じました。それでは!


(文/構成・FOOすけ)

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著者プロフィール

FOOすけ
最近ゲームそのものよりその周辺のお仕事をすることが多くなってきました。ゲームの2次ローカライズやゲーム系プレスリリースなどゲーム関連のテキストのことならお気軽にご相談ください!