【番外編】イケダミノロック、『グラディウスIV』を語る!<プチ攻略付き>

高田馬場ゲーセンミカドの店長、イケダミノロックです!

今回はいつもと趣向を変え、UST配信でも戦ってきた『グラディウスIV(以下、グラIV)』についての話などさせていただきます。どうかお付き合いください!

期待していた『グラディウスIV』

『グラIV』は1999年の発売前から期待してたんだけど、いざ遊んでみると操作レスポンスがなんか悪いし、装備がどれも弱いし、音楽もキャラデザインもイマイチ好きになれなくてさ、そのくせ『グラディウスII(以下、グラII)』オマージュが鼻について、当時はマジで大嫌いだった(笑)。あのころの俺は俺自身が大嫌いな老害とか違和感勢だった(笑)。まあ、1ユーザーだったしな。

『グラディウス外伝』や『沙羅曼蛇2』もはっきりいって面白くねえ! と思ってたけど、クリアまではかろうじて遊べた。しかし『グラIV』だけは無理だった(笑)。PS2版も買ったけど、カップリングの『グラディウスIII(以下、グラIII)』ばっかり遊んで『グラIV』は無論放置、まあしゃーないよな(笑)。 ……あれから時は経ち、2010年以降、少しずつゲームセンターから新作シューティングが消えていく。

万人向けの仕様ではないからこその面白さ

きっかけはお客様からの『グラIV』稼働リクエスト。「なんでお前はあんなクソゲーをリクエストするの?」と、一瞬、過去の俺が顔を出すが、もう俺もいい大人だ。……わかった、俺はお前の気持ちを確かめたい。俺も『グラIV』をクリアまでやってみるわ。クリアまでやってから「これはクソゲーだよ」とお前に胸を張って伝えてやる! と、2014年、俺はビックバイパーにふたたび乗り込んだ……。

あ、これはこれで面白いかも(笑)。人間とは勝手なものである。

『グラディウス』ってゲームは、1周目だけを見ると、1981年に同社がリリースした横シューティングゲーム『スクランブル』が源流なだけあって、矢継ぎばやに展開する。ステージギミック、トラップ、そして気がついたらあっという間にボスに到達。そしてボス戦はあくまで『スターフォース』のようなクリアシンボル、ターゲット扱い、ってのが基本スタンスで、その流れは様式美だった。少なくとも『グラII』まではその様式美を大きく逸脱してなかったと思う。

しかし『グラIII』以降、時代の流れからか、過去作とはちがう形を目指したのか、家庭用ゲーム版や他社シューティングの血が混じったような、見た目、音楽以外はこれまでの様式からは考えられないステージ構成やレベルデザインが散見されるようになった(『グラIV』や『パロディウス』シリーズも)。賛否が大きく分かれるのもそれが理由かと。

そういった視点から見ても『グラIV』はとくに異端だ。道中、長尺で高難所が訪れるうえに、やっとたどりついたボスまでも超凶悪に強い。遊んでいてホッとする場面が少ないため、初心者はすぐにくじけてしまう。

しかし、『グラIII』や『グラIV』は「スカっと爽快!」なグラディウス様式美をことごとく否定しているが、これもよく言えば、濃厚出しのラーメンや、やたらと熟成された酒みたいなもんだ。万人の口に合うかどうかは別として、気軽にサクっと遊べるゲームじゃないけど、たまにはこういう味の濃いゲームもいいよね。

むずかしいけどそれを乗り越えた達成感は、スマホゲームやネットRPGでは味わえない、またちがった価値観だと信じている。あ、願わくば、俺のように一緒に喜びを分かち合える人がいるゲーセンでクリアを目指して欲しいよね。いくつになってもゲームクリアが一生の思い出に変わりますよ。

「今」という状況から見えた『グラIV』の魅力

ゲーセンから遊ぶものが本格的に無くなった今だからこそなのか、自分がおっさんになったせいなのか、前よりも冷静に物事を見ることができるようになる。ごめんね『グラIV』、あの頃の俺はガキだった。確かにもうちょっと、こう……って部分は未だに感じるけど、一生懸命予算を掛けて作ってくれた開発者の皆さんには土下座したいくらい、クリアまで楽しませてもらいました。

『グラIV』の魅力に気がつくまで15年かかったその俺が社長をつとめるウチの会社は今年で10年。これからだよなあ(笑)。で、以下、『グラIV』への感謝の意味も込めて、自分なりの『グラIV』の攻略メモをまとめておきます。

ステージ1

楽勝。ボスは青い首狙って。

ステージ2

楽勝。

ステージ3

立ち回りにおける定位置は画面中央付近で。画面左端付近で泡を撃たない。すき間ができたらすぐに前へ。状況が回復したらまた定位置へ戻る。

ボスは正面対峙を外し、オプションでコアを攻撃。画面左端には逃げるとき以外行かないように。定位置はあくまで画面中央付近だ。

ステージ4

ハッチはオプション食いこませて即破壊。後半は後ろからくるハッチに注意。

ボスは2ターン目以降は逆時計回りに動いて立ち回る。死ななきゃ簡単な面だが、死んだら捨てゲーしてやり直そう(笑)。

ステージ5

画面左端で、できるかぎりねばる。やばかったら右端へ行きつつ避け、状況を良くしてまた左に戻るの繰り返し。マップは覚えたほうが有利です。ボスは覚えれば弱いです。

ステージ6

血管地帯は頃合い見て右上へ。キノコ地帯はオプションふたつ以上なら上へ。復活時は下へ。タコ細胞は、下、上、上、下、下、上で倒したらあとはスルーして画面右端に移動してがんばる。復活時は全スルーでいきましょう。あ、タコはスルーの際は弾を当てないように。
ボスは気合い。破壊時、ボス中央1キャラ上でかまえて1発避けたら即、1キャラ下へ。

ステージ7

覚えろ(笑)。覚えれば一番かんたんなステージ。ボスはコアだけを狙ってね。

ステージ8

・バニシングコア
黄色サーチは縦にオプション張って対処。
・Mk-III改
画面左端から1キャラ前にいれば反射レーザー当たらない。中二病レーザーは右下へ。
・テトラン
左下で構えて3回開いたら攻撃開始。困ったら左下へ移動。バリアが欲しい。
・バーサクコア
上のオプション壊して、一番上で左右に動いて自爆までに逃げてくれ。
・プラネットコア
開幕、ハイスコア表記の「HI」を目印にオプションをダンゴにして、開幕から撃ちまくって左下へ。気がつけば奴は死んでいる。

ステージ9

パワーアップゲージをオプションに合わせて要塞突入。最初のジャンパー壊したらオプションを下の地形ギリギリに収束後、スクロールに合わせて縦に微調整しながらオプション張って地形の向こうのハッチを破壊。

細道移動後、出口のハッチがうまく壊せていないなら、バリアを張り替えて前へ。縦穴以降は死んでも復活できるから適当に立ち回れ(笑)。

あ、中間要塞は上側のダッカーが出てくる蛇腹の溝と背景の線が重なってるラインで、蛇腹ハッチにギリギリ張り付いてショット撃ってれば安全地帯。

クラブは一回目の下側の足上げで入って往復を避ける。つぎは1個目のくぼみで往復を避けて「にょーん!」のあと、上足抜けて終了。

全体を通しての注意点

『グラIV』は最終ステージではテイルガンが強い。それ以外は通常ショットで進むから、テイルガンがある機体なら1周だけならどの機体を選んでも攻略は大して変わらない(笑)。

あ、6番のみは最終面までにツインレーザー付けてOK。まあ、付けなくてもあんまり変わんないからお好みで(笑)。ダブル機体の場合も基本は通常ショットで進行。最終面突入時のみダブルを付けてもいいがオプションの張り方はダブル時も通常ショット時も大して差がない! こちらもぶっちゃけお好みで(笑)。

そういう意味だと機体はミサイルを投げる操作がある5番と、前と上下に撃ち分けできる6番が自由度が高い、かつ『グラIV』らしくて面白いかもね。そういうの面倒なら4番が安定です。

『グラIV』は過去作のように敵配置やトラップや敵火力でこちらが押しこまれるシーンは少なく、過去作よりも動ける範囲が広い。キャラサイズ、画面に対して、見た目ではわからないように「じつはせまい!」「スキ間がない!」というだまし絵的レベルデザインが特徴(気がつくと右端にいること多いでしょ?)。

なので装備はあんまり重要じゃなくて、基本は「いかに画面を占有するか?」的なアチョー気味な立ち回りが重要なのだ。もう少し具体的に言うと、ステージ3、5、6をクリアできれば、あとは過去作の引き出しでクリアできる。

多分、過去の『グラディウス』シリーズはうまくなるとレバーにほとんどさわらないから、『グラIV』はうまくなってもいそがしく動かざるを得ないように調整したんじゃないかな(笑)?

しかし『グラIV』の個性であるだまし絵に気がつけば攻略はかならずできる。アチョーで戦況をコントロールするスタイルは慣れてくるとなんだかんだ面白くなってくる。『グラIV』、楽しませていただきました。

この難度チューニング、スタイルの方向性で『サンダークロス』や『沙羅曼蛇』の続編も遊んでみたいと思ったね。

(文・イケダミノロック)

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著者プロフィール

イケダミノロックゲームセンター店長
株式会社INH代表取締役、高田馬場ゲーセンミカド店長。一応プロのギタリストです。ゲームとかパチンコの曲を録音させてもらったり、ゲームミュージックの公式バンドもやってます。

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