衝撃のインディーゲームエリア!

つぎに目についたのは「Indie Game Area」と書かれたブース。ここではパーティションで区切られた小ブースがぎっしりと並び、中小企業や個人、団体の作る意欲作を見ることができました! 作り手と直接対話ができたり、海外の団体も参加しているなど、ほかの企業ブースとは異質な熱気に包まれたエリア。

【Million Onion Hotel】

tgs_b_02やわらかな色使いのドット絵と異色のキャラクター、そして不思議なストーリーが絶妙な雰囲気のパズルゲーム。ニョニョっと生えてくるタマネギを片っ端からタッチして、制限時間内でラインを完成させていくのが目的……だと思います。途中、鎧をまとった固いタマネギや不思議なアスパラガスなども生えてくるが、彼らが何をしたいのかは不明だし、なんだか画面下には変なモンスターもウゴウゴしてるしなんだろこれ……。ちょっと気を許すとあっという間にゲームの世界に引きずり込まれてしまうパワーを感じます。

このアスパラガス、タッチしつづけると変な声を出しながらだんだん伸びてきて、最後にはどこかに飛んでいきます。ホントなんなんですか。

このアスパラガス、タッチしつづけると変な声を出しながらだんだん伸びてきて、最後にはどこかに飛んでいきます。ホントなんなんですか。

 

【バスケットボールのゲーム】

いやね、苦手なんですよ、外国の方。だって話が通じないんですもの……。やっておけばよかった英会話。だから説明をしてくれる彼が何を伝えたいかはわからなかったけど、これがバスケットボールを題材にしたゲームだっていうのはすぐわかりましたよ(そらそうだろ)! でもゲームシステム的にはシミュレーションゲームでしょうか。キャラクターを指定の場所まで移動させて、コマンド選択方式でパスやらシュートやらするんですが、その途中に相手チームのキャラクターがいると確率でパスカットされたりシュートが妨害されたりっていう……。それって『キャプテン翼』? とか考えているあいだにも一生懸命に説明してくれている外人さんに圧倒されて、ゲームのタイトル聞くの忘れました。すみません。

色がちがう範囲内なら移動可能。ターン制を採用していて、自チームが全員動き終わると相手チームが動く。よくわからないままにダンク決められました……。

色がちがう範囲内なら移動可能。ターン制を採用していて、自チームが全員動き終わると相手チームが動く。よくわからないままにダンク決められました……。

きっと一生懸命書いたんだなーっていうかもう手作り感しかない段ボール製カバー。ドクロとバスケットボールが描かれ「ゲームズの物語」って書いてあった。もしやこれが正式名称……?

きっと一生懸命書いたんだなーっていうかもう手作り感しかない段ボール製カバー。ドクロとバスケットボールが描かれ「ゲームズの物語」って書いてあった。もしやこれが正式名称……?

 

【タロティカ・ブードゥー】

見た瞬間にビビっときたゲーム。小学生のころ、教科書の端に描いたパラパラ漫画のようなオープニングデモ、投げやり感満載のUI、懐かしいPSGのメロディなど、そのすべてがワクワクしてきます! その内容は、画面上のカーソルを動かして、気になった場所を探りつつ進むというアドベンチャーRPG。気になるところを調べていたら、いきなり敵に襲われたりすることもあったけれど、わたしはげんきです。戦闘シーンは本格的なリアルタイムバトルで、敵の動きに合わせて攻撃や防御をしなくてはならないが、そのアニメーションたるや全部パラパラ漫画調なのでプレイする側の和み方がハンパない。この日一番、じっくり腰を据えてやりたかったゲーム。ていうかこれ日本ゲーム大賞あるで。

文字やら表示物やら、画面に出るものすべて手書き風。ここが東京ゲームショウだということを思わず忘れてしまう1本だ。

文字やら表示物やら、画面に出るものすべて手書き風。ここが東京ゲームショウだということを思わず忘れてしまう1本だ。

プラットフォームはなんですか? ってこれMSXじゃないですかやだー(いい意味で)。しかもディスク入ってるし、そもそもこれBASICで動かしてるし……。PC版は近日リリースとのこと。

プラットフォームはなんですか? ってこれMSXじゃないですかやだー(いい意味で)。しかもディスク入ってるし、そもそもこれBASICで動かしてるし……。PC版は近日リリースとのこと。

 

【群馬県から来た少女・改】

群馬県を舞台にしたライトノベルと連動している「ご当地ゲーム」の改訂版。理由のほどは定かではないが、ワタクシなぜかこういうドット絵に弱いんですよね。もちろんゲームはグラフィックスじゃなくて内容っていうのはわかっているんですが、MSXオマージュであろう単色メインのドット絵は見ているだけでやる気が出てしまう! きっとこれはもう遠い昔、心の奥底に刻まれてしまった悲しい宿命(?)なんでしょうねぇ。でもゲームはちゃんと爽快感あふれるシューティングゲームになっているので、楽しいことはまちがいないです。このほか、同ブースでは今風の愛らしいキャラクターが大暴れする『神話戦士ヒューガ(仮)』も出展していましたが、こちらもレスポンスがいいアクションゲームでおもしろかったですぞ。

MSX感あふれるシューティングゲーム。とはいえその動きはなめらかだ。当時、MSXで遊んでいたわれわれの目にも、これと同じように画面はなめらかに動いていたはず。

MSX感あふれるシューティングゲーム。とはいえその動きはなめらかだ。当時、MSXで遊んでいたわれわれの目にも、これと同じように画面はなめらかに動いていたはず。

こちらは神話の郷、宮崎を舞台としたアクションゲーム『神話戦士ヒューガ(仮)』。敵弾を打ち返すことで大ダメージを与えられるなど随所にアイディアが盛り込まれた内容となっている。

こちらは神話の郷、宮崎を舞台としたアクションゲーム『神話戦士ヒューガ(仮)』。敵弾を打ち返すことで大ダメージを与えられるなど随所にアイディアが盛り込まれた内容となっている。


ほかにもインディーゲームエリアには魅力的なゲームが多数あったが、個々が小さいブースのため、ひとりお客さんがいるとそれだけで埋まってしまうというところも多く、すべてを回ることはできなかった。訪れる際は複数のブースに目星を付けて、空いたところから手際よく見ていくといいだろう。

<「東京ゲームショウ2014」レポート! VOL.3につづきます!>

(文・FOOすけ)

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著者プロフィール

FOOすけ
7つのペンネームを使い分け(本当は3つくらい)、さまざまな媒体で執筆活動を行なっている覆面ライター。でも隠しているわけでもないので、聞かれればお答えします、とは本人の弁。