第6回 さまざまな世界に溶け込むスチームパンク

スチームパンクなゲームをスチームパンクバンド目線でご紹介する「蒸気と歯車のゲーム日和」 お届けするのは私、「Arte Macchina」のジムです(・ω・)

PS3が発売されて早くも10年が経ったわけですが、まだまだPS3が現役で活躍している、という読者の皆様もいるのではないかと思います。今回、そんな「まだまだPS3で遊びたい人」にご紹介したいスチームパンクなゲームは、2011年に発売された「アリス マッドネス リターンズ」というPS3/xbox360/windowsで発売されたアクションアドベンチャーゲーム。

血まみれのロゴに飾られるタイトル画面……

ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を原作とした前作「アリス イン ナイトメア」の続編にあたる作品で、一言で言うと「原作の後、心が病んだアリスの超ダークなお話」です。

包丁片手にワンダーランドを走り回るアリスの姿は狂気の沙汰です。武器はほかにも馬型鈍器やコショウを放つマシンガンなどがありますが、どれもユニークで面白いです。しかも武器のことを「おもちゃ」と表現しているあたりにさらなる狂気を感じますね。

で、どこがスチームパンクなんだって話ですが、ステージは大体薄暗い、汚い、荒廃したものなので、そのなかに「浮いてる城」があり、そこに行くとアリスのドレスがスチームパンクに! そしてお城は歯車のゴチャゴチャした仕掛けいっぱいのいい雰囲気。この「アリス」と「スチームパンク」ってとても親和性が高いのですよ。

コチラがスチームパンクな「蒸気ドレス」のアリス

というのもやはり、原作者であるルイス・キャロルが生きた場所、時代というのがスチームパンクの原点とも言われる「産業革命」真っただなかであることが関係しているのかもしれませんね。

このゲームはアメリカン・マギーというアメリカ人が麻辣馬(spicy horse)という中国のゲーム会社で作ったものなのですが、アリスとスチームパンクを結び付けたがる人は世界中にいて、日本にも一定数いるのです。

たとえば、こんなイベントなんかもあったりします。

かくいう筆者もこのイベントに出展しているので、宣伝をしたいという下心が無いでもないです(笑)。

……話はそれましたが、PS3の発売10周年にちなんで、今回はPS3から発売された「アリス マッドネス リターンズ」をご紹介しました。次回もお楽しみに!

【イベント紹介】

タイトル : 「アリスと歯車2」
開催 : 2017年3月11日(土)/12日(日)開催
時間 : 11:00 ~ 18:00(両日)
入場料 : 300円(15歳以下は保護者同伴にて入場可)
会場 : 大阪市立 西成区民センター
HPhttp://m.awo3.webnode.jp/

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著者プロフィール

Jim
Jimスチームパンクアーティスト
スチームパンクバンド『Arte Macchina』のボーカリスト。作詞、作曲、物語の原作のほか、ゴーグルや革細工等のスチームパンクアイテムの製作をしています。

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